どこからかひびくせかいがおわるかねは そうぞうしていたねいろではなくてふきぬけるかぜのはかないおと ひとびとはなにもなきさけんだりせず そらをみあげてはまぶたとじてそっとこしをおろした なにかやりのこしたわけじゃなくてこころざしなかばのゆめもなく ここでははりがとまってもかまわないあ ぜつぼうとはさかないはなこころとざしたまま はなびらさえつつみこんでいる きたかぜにふかれようともあめにうたれようとも いまのいのちきょうまでのことかんしゃしている ぜつぼうとはさかないはなずっとつぼみのまま なにもいわずたたずんでいる どうじょうをひこうともせずあわれみもさそわずに きぜんとしているのはしあわせだったから ゆうやけにそらがいつしかそまるころには sfみたいにほうかいしないせかいからなにがきえてくのか しばらくはそれがわからなかったけど やがてあたりからくらくなってすべてみえなくなった えいえんにみたいものなどなかったしたいせつなものはきおくのなか やみにとざされようともくいはないあ きぼうはそうひかりのことさきおてらすものだ みえなければきょうふをかんじる せいじゃくをふかよみしてはただのものおとさえも いつかきいた“もののけ”をふいにおもいだす きぼうはそうひかりのことすべてりかいできる そこにいけばなぞもとけるはず わからないことはわからずしらぬことはしらぬまま いきていられるのもしあわせかもしれない このせかいがおわって(いま なにがはじまるというのか?(さあ しあわせだったそのひびを くらやみのなかでかたりあおう ぜつぼうとはさかないはなこころとざしたまま はなびらさえつつみこんでいる きたかぜにふかれようともあめにうたれようとも いまのいのちきょうまでのことかんしゃしている ぜつぼうとはさかないはなずっとつぼみのまま なにもいわずたたずんでいる どうじょうをひこうともせずあわれみもさそわずに きぜんとしているのはしあわせだったから