あなたは この胸のさざ波 私は 眠れない貝殻 「あんな奴」とつぶやいたら涙が出るの プールサイドの明かりが 少しまぶしいから 2人になってどこか星を探しに行こう もしも 誰かに見られても この手を 放さないで 最後の夜なのに 身も心も今は 裸足になりたい 今すぐ 時間よ止まれと 夜空に願いをかけても もどかしく 流星群 流れて落ちた 羽田に降りた飛行機の 窓に映る頃 平凡な自分の顔に戻っているわ だからきれいになれないの あなたが 遠すぎて 会いたかったくせに そのあとにはいつも 時を戻せない 今でも この胸の奥に 誰にも染まらない海の blue 行く秋の渚はもう 冷たいのでしょう あなたは 私は 眠れない貝殻 「あんな奴 」とつぶやいたら涙が出るの