あさぎりたつもりのなかをことばもなくあゆんでいく おだやかなまぼろしのときつかのまめざめてむなしききずあとなでる ときおりまたよみがえるねつとはんしてさめきったしかいとの はざまにのこるせめてそのてをにぎりしめ おいかぜのいみのなかにたちどまりこたえなきしじま、たたずむ ふとあくぶかなしみにはまだささぐじかんたりなすぎて あいすべきもののこえにたちどまりかすかなあつさにまどう なにもかもすてきれないままひびはあてなくながれていく はいごにせまりくるなみのざわめきをじだにのこして おのれをもとめるこえさえふさいでこぼんでまたまよいににげこむ かたわらのなつかしさをいつくしみやさしすぎるときをきざむ せをむけるそのつみがちいさくむねをさしていたむけれど やがておとずれるはずのそのひまでそれまでかわらぬいまを たどりつくみちのみにあしたのやくそくだけのぞむ もりのおくまようこのあしはさがしつづけていたんだ にどとゆらぐことないりゆうもういちど Can you hear me? I will call your name again, and promise to go with you おいかぜのいみのなかにたちどまりこたえなきしじま、たたずむ ふとあくぶかなしみにはもうわかれをつげいますすもう まもるべきもののためにたちあがりたしかなあつさてにやどす なにもかもすてることなんてけっしてないとここにちかおう むすんだきずなのもと