ぼくのなかきみはねをはってかれることしらない たねはちってしまったのにきれいにさいたまま いつもこどくをまぎらわしじぶんをすりへらし そのはなにみずをやるぼくはぶざまなおとこにみえるだろう しあわせをつよくねがうほどいいつたえのとおり あいするひととはとおくまでひきさかれるでしょう いまこのばしょになまぬるいかぜがふきみだれる なつかしいきみのかおりがしてめにうつるすべてぼやけていく あめあがりくもりぞらずぶぬれのままどこへいこうか ふたしかないきるいみそんなぼくのなかにさくいちりんのはな ささえとなりまよいとなるきみというはな あめあがりくもりぞらずぶぬれのままどこへいこうか ふたしかないきるいみめをあけたらぼくのにはひかりがさした ぬかるんだつちのうえはながさいた なにもかもみたされるあめがすべてあらいながしてくれるよ ぼくはまたみずをやるからだのなかこころまでふかくねをはる いきるいみみちしるべきみというはな