眠りにつくかつかないか シーツの中の瞬間はいつもあなたのこと考えてて 夢は夢で目が覚めればひどく悲しいものです 花火は今日も上がらない 無念なかで何度も近づいてきた言葉が上っと飛んでく [1ミリだって忘れない]と もやがかかった影のあるかたちないものにすべて 預けることはできない 三角の目をした羽根ある天使が恋の知らせを聞いて 右腕に止まってく目くばせをして [疲れてるんならやめれば?] 夏の星座にぶらさがって 上から花火を見下ろして こんなに好きなんです仕方ないんです 夏の星座にぶらさがって 上から花火を見下ろして涙を落として 火を消した 揃った爪先崩れた砂山 かじったリンゴの後に 残るものは思い出のかけら 少し冷たい風が足元を通る頃は 笑い声たくさんあげたい 三角の耳した羽根ある天使は恋のため息聞いて 目を丸くしたあたしを指差し [1度や2度は転んでみれば] 夏の星座にぶらさがって 上から花火を見下ろして 確かに好きなんです 戻れないんです 夏の星座にぶらさがって 上から花火を見下ろして 最後の残り火に手を振った 赤や緑の菊の花びら 指差して思うことは ただひとつだけそうひとつだけ [疲れてるんならやめれば...] 花火は消えない涙も枯れない repeat repeat