やきをひたす はすのいけに つきはなだれ とどまる うまれてきて いまはじめて せいじゃくという むをしったの あなたのくびで やさしくまった このゆびは こころからはえてさくはな あふれるみずも ぬくるむどろも まじりあいひきあって ひかりをわたす けれどみんな かれていくのなら そこはふたりが いきるばしょでは ないでしょう わたしにはもう いしだたみを ふむあしあと さえない きこえるのは わらうような あおいつぼみ ひらいたおと あなたのかたを だきかきいだく このうでは さやのないなまみのしらは こいしいひとよ そのくびのねに きざみこむきずのあと れんげのしせい たとえくるよ きえずのこっても おもいださずに みつけてください わたしを あなたのうえに くずおれもえる このほねは うずもれてそらをみぬくき いとしいひとよ めざめるあいだ こうえんのゆめをみる さんげのしきゅう きっとくるよ であえたときには おもいだすでしょう あなたつぎはそのうでで あやめてください わたしを