春は耳をないでて、夏は髪をそよぐ、秋の染めた色に、冬に立ち尽くす 無力だった僕らは、手段を探していた、自分が飛ぶだけの、明日への翼を 揺れて、揺られて、羽ばたける時まで 不意に落ちた視線の先どこへ、どこまで歩けば 伏せ出たベロアの夜にも明日の迎えが来るから 眩くて、呼吸すらできない、輝けるこの日々は 春に咲いた夢を夏に夢見てた秋に思ひ巡り冬は答え探して 僕らが描いた未来予想図を気ままに飛びたくて思い描いた 揺れて、揺られて、羽ばたける時まで いつか、いつまで、笑えますか?どこへ、どこまで走って 春が来たらお別れだね、と呟いた午後の帰り道 この夢は終わらせたくない鐘の鳴る音の下 揺れて、揺られて、羽ばたける時まで 声は、君に、届きますか?空に響く歌声を 揺られてた、小さな想いは大空に夢を描くから この夢は終わらせたくない言葉はもういらない 明日はないかもしれない、今だから心から言えるよ きっと辿り着く場所へ君と入れるように