きみのたんじょうびのあさに ゆきがふりつもりはしゃいだにかげつごに めぐろがわあるきことしもさくらが まいちるみなもをみる かぜにはなうたのせあるいたふたりにまちもわらう かぜにまうはなびらひとひらつかんでわたしてきた どのきせつもぜんぶきみのために あるってことならしかたないね きみがなみだしたよるは ないたりゆうさえもわかんないのもしてるよ いえのすぐそばのおかのうえのぼり みあげたほしぞらにはながれぼしが かぜにはなうたのせあおむけのきみにまちはねむる かぜにくるまれてるもうすぐほらよがあけてゆく どのきせつもぜんぶきみのために あるってことならしかたないね いつまでもだって きおくにのこらないようなこと はなしていようそれがおもいでに なるならそれでいいでしょ かぜがふとやんだらまたあのうたをいちからほら かぜにはなうたのせあるいたふたりにまちもわらう かりてたしょうせつのさいごのぺーじ さくらのしおりをはさんでかえした