ふくろうのなきごえは「しん」のけいほうで やみがきずぐちをひらいてまんげつをだす しんじゃからふしんじんしゃ しんぷたちまで もふくをきてかぜのこえにみみをすましった こよいはMORAlのそうしきだ Pater Noster ながれぼしはそらのなみだ きぎのおえつがもりにはびく みずうみはひあいをみなもをわたるかぜにつたえ そのかぜがみなをそうぎばによんだ こよいはMORAlのそうしきだ まえのほうにあいがすわりそのとなりには てつがくがTABAKOをくわえおもいにふける PURAIDOとけんしんはそのまうしろで やけにしんこくなかおをしてはなしこんでいる だれもがどうようをかくせない Pater Noster ちえにてをひかれたまだおさないむくが ひつきのなかにしろいばらをなげこむと りせいがせきをたってくろいBE-RUをまくり しきのさいごにみなのまえで ゆっくりとかたりはじめた むすことのとつぜんのわかれにわたしはいま こころをみだしている りんとしたかれのこえまっすぐなまなざしを いつまでもわすれない いまでもきっととうだいのように わたしたちをてらしている まよったときはぐれたときみちがみえないとき ぜんとあくのふしめにそっと あなたのこころにかれはいきつづける Pater Noster どうじょうがはげしくうなずきはくしゅがおき しんじつがりせいのみにもとでいった わたしもむすこがいたの きぼうがいなくなってもかれはいまでも みなのなかでいきている ふくろうがなきやんでとびたったころ あさもやをかきわけながらたいようがでた