だれかにあいたいくせに おもいだせるよるがない みしらぬたみのふりで ふるいてがみさがせない むねにかくしたないふのままの きのうがある ひとりきずつきうそつきながら それがゆめのように どしゃぶりみたいなこいに はだかのままいられない ゆるしてあげたいひとに わずかなことばさえない いつもほんとうのじぶんがそっと こたえている ひとりきずつきうそつきながら なみもなくていいと かぜはこころをさみしいがらせて めかくしする ただのきまぐれみたいなこえも それがあいのようだと ガラスのささやきだけが きこえてくる ひとりきずつきうそつきながら それがゆめのように