Chiisana Tenohira

Aqua Timez

からだはぼくのこころのことをぼくよりわかってくれてる
きんちょうすればてのひらにあせがにじむ
いつだったかなあおくばをかみたちどまらせたはずのなみだに
かなしみをかなしむということをおそわったのは
きぼうのことばをたくさんBAGGUにつめこんでたびにでた
ひきかえすたびにきみはうけどめてくれた
いつのひもことばをえらべずとうほうにくれるぼく
ことばにたよらずだきしめるきみ
きみのほうがずっとさびしいおもいをしてきたのに

しゃがみこむせなかをさすってくれるいつもそばにあるちいさなてのひら
どんなにきれいにかざられたことばよりもそのぬくもりにたすかれてきた
なにもかもうまくいくときではなくなにもかもうまくいかぬときにこそ
ひとはたいせつなそんざいにきずくのでしょうどんなぼくもあいしてくれるきみへ
ありがとういつもそばにいてくれて

くすむらによこたわってながれるくもをながめると
しずかなこころをとりもどすことができた
すこしだけきのうよりもやさしくなれるきがするそのばしょで
ひとりではいけてゆけぬことかみしめてた
それでもはるかかなたゆれるきせきのはなにみせられて
まもりぬくべきにちじょうをからしてしまう
もっとむかしせいしゅんをせいしゅんともしらずかけぬけてからきずいたように
たいせつなひとのたいせつさをみすごしてく

うつくしいおもいだけじゃいきられずやくそくのそらもよごしてしまえた
あんなにきれいすきとおるそらのしたでそのあおに「かならず」とちかったのに
ひびわれたりそうをてばなせぬままいきてきたひびをおもいかえすけど
うしろばかりみてたらあすがかなしみむからひとはまえにすすむしかないんだよ
めのまえにいるあいすべきひとのためにも

めにみえぬきずあとをさすってくれるやさしいてのひらがあるということ
せかいじゅうにはくじゅをもらうこととよりずっとたいせつなものがそばにあった

いそがしくくらすひびにまよいこみおもいやりがむいにおもえても
にどとなくしてからきずくことのないように
こんなぼくをあいしてくれるきみに「ありがとう」のうたをつくりました

ことばじゃたりないきっとおいつけないよ
ことばじゃたりないけど、けど、ありがとう
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