鼓動がひとつになった 寝息を重ねてみた 何もかもが愛になじみんでゆく どちらともなくふたりは 同じ温度になった 無音の中 深く包まれて 薄いインクを吹き取るように 朝がページをめくる 少し寒めかけた体が愛の温度欲かいる 欲しいものを欲しいと言える今は 埋め合えるここだけは 優しさに離れたり 寂しさに向かったり 心はなぜ生まれ方が違う いつもここにはふたりのままを 伝える言葉がある 僕らは朝に隠れて 愛の温度欲かいる 夢を巡る毛布の中へ君を また迎えに行こうか それはきっと見えなくて それはずっと消えなくて ふたりだけが感じ合える 結び目がここにある いつか僕が話した あの歌のような空を見てた 始まりは