つみをだきはこぶねにあふれるひとたち えらばれずのこされるすくわれぬひとのかわ きみにあえれば、いみのないいのちあいせる ねがいはたえず とおくなりきみのこえ、あさもやにきえる きおくさえのこされずしゃくねつのやみにもえ きみにあえない かげろうのなかのふたりはふるえるよるにふかくねむるだけ こえよとどけ ぼくがいきるばしょはもうここしかないから くらいあのそらをさいてきみをてらして さけぶこえはきみになにをつたえることができるだろうか おわらないこのことばにきみはきづかずないてる いとしいきみよ、よわきそのむねにきざんで いま、めのまえのやみのなか、そこにあるだろう そっとてをのばすだけでいい つないでいとははなしたりしない こえよとどけ ぼくがいきるばしょはもうここしかないから くらいあのそらをさいてきみをてらして さけぶこえはきみになにをつたえることができるだろうか おわらないこのことばにきみはきづかずないてる