はなれられずにいたよずっと
みなれてるけしきがあったから

いつかまたこのばしょへきても
おなじそらをおなじようにみえて
うつくしいといえるのかと
ぼくはかんがえすぎたのかもしれない
すこしのねむりについてまたあすいそごう

こわがってふみださずにいるいっぽが
かさなっていつからかながくながい
みちになってておくれになったりして
そのうちになんとなくいまのばしょも
わるくないかもなんておもいだして
なんとかじぶんにりゆうつけたりした

ほんとはねたったのいちどもりかいしないままで
すべてがわかったふりをしていたんだね

はなれられずにいたよずっと
みなれてるけしきがあったから

なんだかすべてがちっぽけで
ちいさなかたまりにみえたのは
あおいだそらがあまりにはてなく
ひろすぎたからだったのかもしれない
きみのとなりにいたからかもしれない

あたまでわわかってるつもりでもね
すれちがうどこかのだれかのこと
ふりかえってながめてはうらやんだり

ないものねだりをいつまでつづけていくんだろう
そうおもえたのはきみにであえたからでしょ

すべてはきっとこのてにある
うごかなきゃうごかせないけど
すべてはきっとこのてにある
はじめなきゃはじまらないから

はなれられずにいたよずっと
みなれてるけしきがあったから
はなれられずにいたよずっと
みなれてるけしきがあったから
(はなれられずにいたよずっと
みなれてるけしきがあったから)
(はなれられずにいたよずっと
みなれてるけしきがあったから)
はなれられずにいたよずっと
みなれてるけしきがあったから
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