あのころはしまにはしごともなくて とうえんのしんせきはがきいちまいをたよりに ついたのはコーヒーのくに さんしんのおとになぜか涙がこぼれた さんねんはたらいたらかえるから ふるさとおもいながらあせをながした はじめてこいをしてようふくもかった うれしくてたのしくてさみしさもわすれた かちあしはうまくおどれないけど かのじょがいればはずかしくなかった ごねんたちもうそろそろかえろうかと ふたりでためたおかねをあきかんにあつめた ゆびわはかえないけどこどもがうまれて かみさまにちかったしあわせにしますと かちあしはうまくおどれないけど よあけにはたけでひとりでおどった じゅうねんはあっといままでかぞくもふえて まちへでていちばのなかにみせがひらけた りょうしんにおくるしゃしんは しんぴんのくつをはき ふるさとはレコードのなか まわりつづけた かちあしはうまくおどれないけど むすこのてをとりかたぐるまをして ごじゅうねんぼくはかえれないけど まごからとどいたてがみ ふるさとのしゃしんと