彼の背中 いつも見飽きないけど もう少し 並んで 歩いてくれてもいいんじゃない? 気まぐれ雨が 彼と私の間を まるであざ笑うように 引き離してく あと あと 少しだけ 待って 今 追いつくから あと あと 少しだけ 待って その背中さん 彼の背中 いつも見慣れてるけど 振り返る礼儀も 時には思い出してね うしろ向きで 手を振っただけのさようなら 急ぎ足の理由を ねえ 教えてよ あと あと 少しだけ 待って 今日が終わるまで あと あと 少しだけ 待って ねえ 背中さん