ニンフォマニアのマリアが海音した あわれなヒューマノイドの僕は インキュベーターの中でぬくぬくと集さを増し 与えられた恨み絡み妬みをおいたげて 満月の赤い夜にこそこそと逃げ出した 芋虫のように泥にまみれおぶつにまみれて Sickなハサミを右手に左手にママの写真をこまかく 差しながら刻みながら時は回っていた ぐるぐる回転をやめることなく回っていた ぐるぐる回転していた下水管に流され 僕は夢見ていた白い翼を手に入れることを 羽ばたくことを考察することを僕殺するマリアを 血を流す僕の君と君の僕と エイリなファルス月差し出して 電動のファルス月出して スタッグフィルムに影響された思春期は 青色のアナフィラキシーが美しく 彼女が与えた唾液まみれの現実逃避の中 与えられた欲望快楽堕落を塗りたくり 足を滑らせた彼女の血液にまみれて スクラップブックのような記憶をぺらぺらとめくり じいしていた、繰り返し繰り返し何回も終わることなしく 果てることなしくくたばりたすらに苦を強ほど 求めていた愛は虚しいく 裏切りの顔を覗かせて笑いを答えた踊り場で 身を乗り出した十三階建てのビルから飛び出した 僕を罵り僕を睨み背を向けるマリア 沈殿するだけの僕と君はスラッジ エイリなファルス月差し出して 電動のファルス月出して チクタクチクタクバラバラに サディスティックな太陽に打たれ マゾヒズムな月の上で果てて ただ繰り返す僕のパラノイア また蘇る君のパラノイア