ねがいばかりがおおくてつぶれそうなひとをみていた
なおさらおもいのぞむそのかおにぼくはじぶんをかんじてた
せつなさにいきがつまるときがすぎるうちに
ぼくをとりまくすべてはかわりつづけていくのに

ずっとずっととおくいのりはたかく
おだやかなそらのひもつよいあめのひも
かみしめるまもないままにさっていく
さみしいひびはいつもおなじ

きぼうとぜつぼうのはざまをただながれながれて
いとしいひとのかおがうかぶほどに
むねのなかいっぱいになる
ゆっくりとそだちながらからだのどこかで
ねむってるぼくのゆめにひかりとみずをあげよう

ずっとずっととおくいのりはたかく
いずみのようにあふれてはなのようにまい
ちかづいていくすこしずつすこしずつ
こんなぼくにもひかりはある

こおりつくようなよるをたえて
まちのぞんだねがいにとどけばほら
せかいはいまよりかぎりなくすばらしいばしょにかわる

ずっとずっととおくいのりはたかく
おいもとめることのすばらしさがある
ちかづいていくすこしずつすこしずつ
さみしいひびをいまとびこえ
はてしないよろこびをのせて
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