組曲「狂王」第二番 ～死の影を運ぶ鳥～

しのかげをはこぶとりおくかににいざなう
てんでもなくじでもないこのばしょで
きりのなかでふみとまるばしょうのほうろうしゃ
もりにひそむるたくのたみくろずむきおくがかさなる
ぼうくんのくびをさらにのせてふぎをかたらう
ちのれきしおやきもどしたかつてのわたしはもういない
おおいなるつみがめざめる