神の息をうけ 万物は生まれ 今日もまたひとつ 旅立つ古の 反響なき 今どこへゆこうか 共に息のぞむ 空の姿は 孤高を自視て あおく遠く 荒ぶる力が 身をくだこうとも 心までは 奪えまい 記憶につがれし 魂の声 こだまして やげては消え わたしは誇れる 幅をひろげ 深い谷へ 落ちていく