いつものようにまくがあき こいのうたうたうわたしに とどいたしらせは くろいふちどりがありました あれはさんねんまえ とめるあなたえきにのこし うごきはじめたきしゃに ひとりとびのった ひなびたまちのひるさがり きょうかいのまえにたたずみ もふくのわたしは いのることばさえなくしてた つたがからまるしろいかべ ほそいかげながくおとして ひとりのわたしは こぼすなみださえわすれてた くらいまちあいしつ はなすひともないわたしの みみにわたしのうたが とおりすぎてゆく いつものようにまくがあく ふりそそぐlightのそのなか それでもわたしは きょうもこいのうたうたってる