はやりのうたもうたえなくて ださいはずのこのおれ おまえとはなれいちねんがすぎ いいおとこになったつもりが それでもこのとしまでおれが そだてたはだかのこころは おしゃれをしてもくるまかえても けっきょくへんかもないまま はやくわすれるはずの ありふれたわかれを あのときのメロディーが おもいださせる シングルベッドでゆめとおまえだいてたころ くだらないことだって ふたりでわらえたね こんやのかぜのかおりはあのころとおなじで つぎのこいでもしてりゃ つらくないのに よりみちみたいなはじまりが にねんもつづいたあのこい はじめておまえだいたよるほら おれのほうがふるえてたね こいはいしころよりも あふれてるとおもってた なのにダイヤモンドより みつけられない シングルベッドでふたりなみだふいてたころ どっちからわかれはなしするかかけてた あのころにもどれるなら おまえをはなさない シングルベッドでゆめとおまえだいてたころ くだらないことだって ふたりでわらえたね こんやのかぜのかおりはあのころとおなじで つぎのこいでもしてりゃあ つらくないのに