ねえ もしもいちどだけねがいがかなうとしたら ほんとうにかなえたいねがいをみつけられるかな いくつものであいとわかれをくりかえして それなりにつよくなったつもりでいたけど あのとききみがながしたなみだのわけも まだわからないまま なにげないことばが どこにでもありふれたこのひびが なによりもかけがえのないたからものだ いつからかきづかないままで あたりまえにしてたあいとかゆめとか がむしゃらにめざしてた あわくとうめいなあおがまぶしくて まほうみたいなひびだ なんどもといかけてたこたえはいま ぼくらのきおくのなかにずっとのこりつづける さめないゆめのように