いきづかいひとつさえいとしい すべてのとけいのはりをとめたいほどに おなじもうふにくるまって このまちのこのちいさなへやのすみで まどをうつあめはやまないすぶり なのにさきみのぬくもりだけでこのむねにひはのぼる そっとだきしめてきずまであたためあって 36°c（さんじゅうろくど）のおもいかさねあわせ けしてはなさないどんなにひきさかれたって ずっとこころのおくにはきみしかいない めをとじてほらふれてゆめじゃないあい あめがあがったらでかけよう ふたりならみらいがけしきをひらく わけもなくないてすれちがって わすれようとしたいくつものよるをこえていまここにいる かぜがふくはるうちつけるゆうだちのなつ であったおもいでのあきよりそったふゆ いつもさがしてたちいさなそのせなかだけ なんどめぐってもここにしかいばしょなんてない うまれたいみをくれたきみというゆめ もういちど そっとだきしめてきずまであたためあって 36°c（さんじゅうろくど）のおもいかさねあわせ けしてはなさないどんなにひきさかれたって ずっとこころのおくにはきみしかいない めをとじてほらふれてゆめじゃないあい