嘘だと言って これは現実じゃないんでしょ だって今もそばにいるのにね 薄らと消えてく感情 見えない君の感情 明日には忘れてるはずの あの笑顔 また触れては冷めての思い それはいつも一点張り ダメじゃないけどダメなんだ 分かっているけど分からないんだ これは不適切ですか？ 嘘だと言って これは現実じゃないんでしょ 違和感だけが覚ます空想 これは夢なんだって言うしかないよ 嘘だと言って 苦しさ知ってるんでしょ 哀しさに呑まれて 未だ忌避感だって忘れるほど 「愛おしいよ」 もっともっと近くで見たいよ本当の君を 信じたくないから今だけを見てる 卑怯だね最低だね都合がいいよね でもきっとこれは何かの間違いなんだ いつもと違う何かが呼んでるの 「ほらいつまでもこうしてないで」 すれ違った君との記憶を どこまでも追いかけている 見えないことも見えているように 錯覚だけを頼りにしてるんだ ねぇ君は何を探してるの？ 嘘だって言って いつもと変わってないのに 中身は君じゃないみたい 蘇ってくのにそれでも 「嘘でもいいから」 本当だって言って これは現実なんでしょ だって今もそばにいるのに ねぇ苦しいよそれでも離れたくないから 「嘘でもいいからなんでもいいから」 溶けてく僕の感情 ずっと隣りにいて行かないで ただいてほしいんだ 幻想だけの