狂言的な詩を表現的な詩で 輝く血のついた爪でかく 夢見る少女たちと無垢な少年たちの 隙間を影のようにすり抜け ここにいた ここにずっと ここにいた ここにずっと 誰もが気付かぬまま押し潰されていった 墓石と同じ重さの街 HEI HEI MAI MAI 遅かった君は 永遠の気球に乗っていってしまった そう 光の中に壊れる前に去った どうしてもっと早く 追いかけられなかったんだ 僕は君を だいたいどれも一緒 そう言う目をしていた 青い血を通わせるその目で ここにいた ここにずっと ここにいたんだ ここにずっと 愛を 愛を 愛を繋いでつった窓の側 黒い黒い黒い鏡渡った 誰か HEI HEI MAI MAI 遅かった君は もう手遅れだ なあ 光の中に言葉を投げかけた どうしてもっと早く 大人になれないんだ 僕ら 君も