あひるのまま あひるのまま はだしできみとからんだりなげたりした いつまでも いつまでも おわりをかんじたくないな どこかで まばゆいひかり まばゆいひかり かざきりのはねをのばしてのばしていく くるしくなったし つまらなくなったし きみははくちょうになってさ なんだか たいようにちかづいていくようなまいにちとまいにち しんりょうないかのうけつけよこのまどからみえた すなばのじょうろにこけがむす ゆれていたぶらんこはひとつにむすばれ ここにいるなんてことばはうそになるんだろうな わらってほらわらったほうが どうせまちがいになってもきれいにみえる ねじったはねとばないとり このまちがわすれていくのははくちょうのむれ たいようにちかづいていくようなまいにちとまいにち ぬけていくはねにうもれていまがおわっていく いつしかあたりはくらくなる がいどうにあつまるちょうちょうはしに きみとさいごにはったぼーるはうみのむこうへ たいようにこがされておかしくなったふりをしよう ここにいたそのことばだけはうそにしないで きえていくきみのかげとおいかけるぼくのかげは あひるのまま あひるのままで