春には春のいきかたがあり 夏には夏の風がふきます 秋には秋の実りがあって 冬には冬の厳しさがある 生まれ育つ時場所はちがえども 泣いてこの世におとされて 空が晴れ心地よい日あれど 雨がふりこの世ちをぬらさなければ 木さえも育たぬこの地球のこと 儚さにたたずむもののよう 春の国ならそのぬくもりを 夏の国ならそのしなやかさを 秋の国ならそのゆたかさを 冬の国ならそのちえをだし 遠く離れていたとしてもいま つながるすべはたたあるじせい 空は晴れ光をあびても 雨がふりなやめるものもあると 頼りなく小さなこの心でも 知ることはできると