きみをおもいゆめにえがく
そんなひびが
ひとつふたつかぜにふかれすぎていく

みらいもふあんもない
ただ、なにもない
ゆめのうつつ
あおいまぼろし

ぶざまにおちるらっかさんはなびにめをそらした

かれはのまいちるきせつをすぎても
やまないこころのゆうだち
つきにてらされて、ほしをみあげるよあけ

そのうちいつかは
きえていくはかないねがい
こんなはずじゃなかった

しあわせだけをみていればまよいもなく
きみののぞむ、きみのせかいをいきられた
げんじつとりそうとすこしのえご
きづかなかったさいごのなみだ

'おわりのことばがはじまりのしるし'
なんてうそね

つたえたいことがうまくいえなくて
それでもわらってくれたね

きみをおもうこと
ひとをあいすることのこたえをさがして
あしたにいきるきみと
あのころのままのぼくと
きみのいない'くうはく'

さくらのさくはる
はしりさったなつ
じかんはなみだにながれた

かわらないことや
まもりたいものを
しんじることさえできずに
ゆめをみていたよ
まっしろなゆめを

いたみもふあんもすべて
あいするということ

ひとはなぜこいをしてきずついて
またひとをもとめてはこいをして
ゆめをみてなやむのだろう
くるしくてはかなくて
ざんこくでれいけつで

そんなやさしいきおく
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