まぼろしのようなひかりをおいかけさまよっていた
ぼくらはまたひとつよるをぬりつぶして

まちにはびこったリビングデッド
つぎはぎだらけになったからだに
やどしたゆめをまだおぼえている

きせきのなかをおよいでひげきすらみにまっていこう
きみをただきみたらしめるためのきずだろう
やぶれたねがいをぬいあわせはんきおひるがえしにいこう
このよるをただおよぎきるためのうた

リビングデッドスイマ

まちにはひかりがあふれてだれもがまぶしくうつった
そこからぼくらはどんなすがたにみえる

だれかがいってたこのまちにはかぞえきれない
あこがれゆめきぼうのぞみがあると
たしかにそれらすべてみつけたよ
どれもがもちぬしふめいのいしつぶつ

くだけたきぼうをかかえてかみしめたこうかいでさえも
きみがただみらいへとうえるけついのはなだろう
なみだはこらえたいますまだながすにあたいしないのだと
いつのひかよろこびにみちたらくるいを

きせきをみなれてしまったぼくらはかざりもののめで
すこしずつつぎはぎになっていくからだ

だれもがひかりをやどすのにそれにはきづけないままで
このよるをおよいでいく

きせきのなかをおよいでひげきすらみにまっていこう
きみをただきみたらしめるためのきずだろうさあ
ねがいもざせつもまぼろしもすべてがきみをひからせていく
このよるをただおよぎきるためのうた

リビングデッドスイマ
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