ひかりがほしくてくらやみにてをのばす めざめをまっていたのはみしらぬせかい そしてむねにゆらめくだれかのえがおを だいたままにさまよいながらも すすむおとこはゆくてをさえぎるきりを なぎはらうきずなをおもいだす いえじのゆめをえがきそらをこえるものがたり くろいないとしろいぶれすかれはうたう むくなつぼみのありすへと おもいをこめてもことばはときにむりょくで こうどうしたものだけがしんじつをつかむ やがてむねにきらめくしょうじょのけついは かいをてさぐりかなたへこぎだし きょうぞうをうつしあいてをまどわすきりを ふりはらうつよさてにいれる まよいのゆめをぬけるどあをさがすものがたり くろいわーむしろいみすと彼女はいどむ むじひなもりのまりすへと であいのかずだけつながるすとーり がすとにのってあとりえにとどくだろう であえるよいつかああひとりじゃないから こんなんなみちでもきょうがさいてでもわらうならきっと やがてむねにはためくかれらのねがいは つばさをひろげてせかいをめぐり ちらばるきぼうをあつめすべてをへだてるきりを ふきはらうひかりときはなつ びゃくやのゆめのようなとわをつむぐものがたり くろいえっじしろいあっしゅぼくはかえる きみのひとみのいりすへと