ひとりたたずむたそがれ
こゆびからまらせぬゆびきり
あしたもくるから
ここにおりなさい

こころぼそきねやのなかでも
あかりとなるそのことば
かみなづるやせたてとてを
つなぎあゆむふたりのじゃりみち
いまもあの日はあせずに

こうしへだててちるはな
ほねにまつわりしにちょうちょうも
はやくおかえりと
まいてささやいて

ときのすぎるふるさとにすむ
こいしたえるあのひとは
ああひとえにべつにんのよう
しらぬひとに
しりえぬえみなどみせて
せかいをたがえる

たよりたえるねやのなかでも
またよいこはねむります
だからよんで
なまえだけでもわすれぬこと
それだけのねがい
いまははかなくみにく

つちによごれつかはあれはて
かれたくさによるいのち
そらえのぼるいとをきりしは
いばしょもなきうたかたのならい
えだをおちてゆくゆずりはいざや
いずこへゆこうか
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