てんしはわらったげかいをみくだしてあざわらった やきとりをもふもふとはおばり ごろねしながらにまにまわらっていたんだ てんしはわらったげかいをみくだしてあざわらった うえをみるのがこわくてくもにうもれてただただわらった てんしのなかでもぼんよういかおちこぼれてんしは にんげんのおろかなこめでぃをこころのささえにしていた じゅうにがつのさむいひだったあたまのわっかがもげてしまった はねはごろねのしすぎではしゃげてしまっていた おろおろろうばいしてもほかのてんしはみてみぬふりです かみさまにばれてくものうえからたたきおとされた わっかもないそらもとべやしないましてやきせきもおこせない ちじょうのごみすてばでくちゃくちゃにめざめたぽんこつてんしよ げかいのくうきとへんなのいずにいきぐるしさをかんじながら ふゆいろのそらみあげてあさくこきゅうをくりかえしてた すーはーすーはーすーはーすーはー やがてよるがおとずれまちをいりゅみにーしょんがてらし つがいのにんげんたちはしあわせそうにみちをいろどる とおくからみてたおろかしさがせんめいにみえる でもそのふんみじめなじぶんじしんもせんめいになってしまった このままひとになってくらそうかつかえないはねをきりおとした てんしではぽんこつでもにんげんならなんとかなるかも けどにんげんもたいへんでおかねってものがありまして まいにちそれにおわれててんしはきもちわるかった てんかいでもげかいでもつまはじきいばしょをうしなったちゅうぶらり はねをひしとだいてとうほうにくれてしまっていたぽんこつてんしよ ひょうめんじょうではじぶんをころしやけくそのうないじゃみなごろし もげたわっかながてだれかにあたれとねがいかけたら のらいぬにあたった わっかもないそらもとべやしないましてやきせきもおこせないひえきったろうじゅうあとだらけでのたうつぽんこつてんしよ げかいのるーるとじめんのきょりにいきぐるしさをかんじながら ふゆのほしぞらみあげてあさくこきゅうをくりかえしてた すーはーすーはーすーはーすーはー はらのむしがなったきりおとしたはねをだかえながら これやいたらたべられないかななんてことをかんがえはじめた ぽんこつてんし