つまづいて、ころんでたらおいてかれんだ どろみずのなかをきょうもよろめきながらすすむ よごれちまったぼくのせかいういたはなしなどない しみついたこどくろんり、ぬぐえなくなっている ためされてまでもここにいることをきめたのに じゅもんのように「しかたない」とつぶやいていた つみあげたものぶっこわしてみにつけたものとっぱらって ともだないちとあせでかわいたのうをうるおせ あのころのぼくらはきっとぜんりょくでしょうねんだった せかいをひらくのはだれだ