さいしょにひきよせたのはぼくのほだったけど さきにまをつくったのはたしかにきみだったんだ きょうもぼくはきみのすべてをつつもうとしてる かれをつきはなせないきみのやさしさもずるさも ぜんぶみてみないふり きづかれてはいけないふたりのかんけい もうはなしだくないいたみもせおうから ぼくらはきょうはんしゃだ かがみにうつてるきみのよこがおをみつめて そのめせんのさきにいまなにがみえてるんだろう りょうしんにさいなまれきみがぜんぶはいってるくに なりたくなったときはそのくちびるをふさぐよ ぼくがすべてうけとめる きみをみおくるたびこころがさけぶよ もうわたしたくないきみをだれのてにも ぼくらはどこへむかう ぼくはけっしてじょうしゅはんじゃない まよいながらてさぐりで きょうもへいぜんをよそうって このドアをひらくよ きづかれてはいけないふたりのかんけい もうはなしだくないいたみもせおうから ぼくらはきょうはんしゃだ だれにもきづかれてはいけない