きょうもいつもとおなじふねにのって にじかんちょっとのあのまちへむかう しゅっこうじこくはひがくれるころ オレンジいろにそまるしまにてをふる やまはちいさくちいさくみさきをすぎ しまにむかっておもう「いってくるからね」と ふねがゆれるたびゆりかごで ゆらされてるきぶんになってゆめのなかへ うみのかぜぼくをはこんでく なみのうたをききながら つきあかりうみをかがやかすあのまちにむかって うみのむこうがわにあかりがみえはじめ あのまちがすこしずつちかくなる ふねはおおきなおとをひびきならし もうすぐつくよ」ということをしらせる おりくちにたくさんひとがあつまる みんなおなじしまからきたんだなっておもう まちはいつものようにあかるい ぼくのしまではみえないけしき ふりむくとよるのくらさにしまはみえない すこしだけさびしいいつものぼくのかよいみち うみかぜがぼくにひとこと「いつでもまってる」と たのしんでおいで」と