晴れた日にわみえるよ ゆきをかぶったやまが うみのむこうにみえるあのごろが なにものぞむものなくよりそうだけで それだけでいい きょうとおなじあしたがこればいいと くもりそらがかくしても やきついたけしききえない あめのひにはうつるよあしもとでゆれている ぼくのかおがうつるよいまのぼくが やがてみずたまりはかわへそしてうみへと ながれてゆく このままどこへとゆくのだろう はげしいあめがふっても こころのくぼみはきえない たいせつひするということがいまでも