私は美少女だから 迷いもなく信じていた きっといつか幸せに なのにどうして? どうしてなの? お姫様が履いてる あの赤い靴が欲しいわ だってほら、分かるかしら? 私のほうが似合う 簡単よ いい子のフリ 同情集められたなら おねだりをしてみるの かわいそう? 可愛いでしょう? 日陰はもう嫌だ (いやだ!) 赤い靴履いたらどこへゆこう? 私が一番可愛くなるの きれいな服を着て ステップを華麗に踏みたい 悪魔が笑っている 絶対 私 欲しい! 今すぐに叶えて なんにも怖くないわ 私は生まれつきの 悲劇のヒロインだから 辛かった分、優しくして それは当然 当然なの たしなめられるくらいで もう怒られたりしないわ 言いつけなど守らなくても バレなきゃそれで良いでしょ あの娘より 褒めて欲しい みんなは可愛い私を舞踏会へ誘うの ヒロインは私でしょ? お前じゃない お前でもない あはっ 赤い靴履いたら踊りにゆこう フロアで一番可愛いんだから ライトを浴びながら ステップを華麗に踏んでいく どんな悲しい日も 不思議 私 たーのしー! 忘れるまで踊ろう 視線を奪いたいの 引き止める手を振り払って 思い通りに生きていきたいの 私は絶対 悪くないわ 赤い靴履いたらどこまでゆこう? 黒い葬列を見かけたのなら あなたの棺まで ステップを華麗に踏んでいく 不安らかななその顔 なのに 私 dancing! 倒れるまで踊る 涙も拭えないわ 馬鹿な子だ、と言って もう一度抱きしめて