ゆうやけいろにそまるこのまちのなかあるいている ことばにすればいつもつたわらなくてむねにしまう いつかみたあのそらにうかんだくもににているなあ ふわふわながれゆくままあしたへむかうかえりみち ひとかけらのふしあわせとひとかけらのしあわせと ほんとうはふたつをほしがる いろあせたこどくさでさえも のびるかげしずむゆうひにぼくらは なにをねがいなにをいのろうとするだろう ほそくせまいこのみちのゆくさきには かわらないぬくもりがぼくをまってる きらきらとまたたいてるむすうのほしをみあげている あのどれかひとつだけでもあなたのもとにとどけたいな ひとときのみちのりのなかつぶやくことばをひろう ひとひらのかぎられたじかんいままさにくれてゆくまちよ のびるかげしずむゆうひにぼくらが たくされたひびのきおくとはなんだろう つよくつよくむねをうつこどうをしんじて きょうのひとあのゆうひにわかれをつげよう ひとつひとつこぼれゆくむすうのなみだは はなとなりいつかぼくらをうるおしてゆくのだろう とじかけたむねのしじまにさしこむ ひとすじのひかりをつれてうちへとかえろう うちへとかえろう