しろいせかいがいろづきだし あわくあわくやさしいゆきはあめにとけて かぜがはこんだしがつのかおは とおいとおいきおくのきみをよみがえらせる またぼくをたちどまらせたはるをまとうこいびとたち さきみだれたそのけしきにまばたきさえわすれて いまごろきみもどこかでまいちるはなびらをみて あの日ゆびきりしたやくそくおもいだしてるの そのうちおたがいをわすれるときがくるけれど すこしおもいだして...さくらのはなをめにしたら まださいてないあのつぼみは まるでまるであのころにいたふたりのように みちゆくひとなみのなかきみのすがたとかさなる クリイロのながいかみにぼくはめをうばわれ まだこどものようなあどけないひとみのままで かけぬけたきせつはあまりにもきれいすぎて ひとをあいすることきみがおしえてくれたから いままできみのえがおがむねをはなれない いまごろきみもどこかでまいちるはなびらをみて あの日ゆびきりしたやくそくおもいだしてるの そのうちおたがいをわすれるときがくるけれど すこしおもいだして...さくらのはなをめにしたら まだこどものようなあどけないひとみのままで かけぬけたきせつはあまりにもきれいすぎて もうつぎのあめでおわりをつげるはなびらをみて きみはあたらしいきせつをだれかといきているの けれどおぼえていてきみをあいしていたことを やくそくのことば...「さくらのはなをめにしたら