あおいろのささやきごえ ひとのむれはじきだされ うみにとけるあそびをはじめる ひたしてるくるぶしには いいわけがぬくくひえる にえきらないことばにあわせて なみおとにゆれる のいずのむこうのひかり のいかけるなんて からじゃないけど しぶきあげて このひぼくはしずむしずむ (このひきみはしずむおいで) あおさめたかいそうとけて (ゆらゆらとけて) きよめたいだけさ (きよめたいだけさ) みずにながせさあ (はやく)(けしされ) ぼくのかおのさかなきみは (きみのかおのさかなぼくは) あわにゆれてはなれてきえた (ぶくぶくきえた) たからばこはもう (たからばこはもう) みちてとおいしんきろう (きいて)(しんきろう) さとうかしながれついて すなはまをあまくそめた しゃそうけしき げんそうとまらず このこころあけわたした あまつかぜきよきみなも ぼくのためのはもんがひろがる みたされたかった にがいみずでいきのびた どれだけあるけば このあしあとちゃんとのこるの そしてぼくはしずむひとり (そしてぼくらしずむふたり) ゆくさきもしらずにゆだね (ちりずいね) たのしい?くるしい (たのしい?くるしい?) こころしだいかな (ぼくら)(しだいさ) ぼくのかおはひどくやけて (ぼくらかおひどくやけて) ひりひりとまぶしくいたむ (ひりひりして) かわいたえがおは (かわいたえがおは) はがれおちてみぬかれた (くずれれ)(みぬかれた) むげんをかんじた みなそこにはせんがあり まえふれないまま ぬけてぼくはすいそうおぼれ ふいにぼくはうかぶうかぶ (ふいにきみはうかぶそとへ) しんごうきのあおがきえて (あおいろきえて) ひとなみのなかで (ひとなみのなかで) あしをすくみああ (とられ)(きえて) ふるえるみみのおくおくで (ふるえるみみのおくおいで) あの日のさざなみによばれ (あの日おいで) しこうかいろじょう (しこうかいろじょう) ぼくはひとりまちぼうけ (ふたり)(まちぼうけ)