Shiki

Kagrra

ああ風に吹かれ舞い散る桜は
なぜこの心にわびしさをとくのだろう
人は時を泳ぐたびに
何かを失ってゆく
水面に揺れる木の葉のように
流れて流され消えゆく

愛しいくて愛しいくて心から
言葉見つからぬほどに
あなたへの想いよ永遠に
四季は巡り巡る

ああ影を宿す母なる光に
なぜこの心は醒めざめとなくのだろう
人は掌を合わせて
明日を願い祈る
けれど私の両の指は
あなたを求めて彷徨う

愛しいくて愛しいくて心から
言葉見つからぬほどに
あなたへの想いよ永遠に
四季は巡り巡る

春過ぎて夏に蹉跌し
秋が降り冬が芽吹く

愛しいくて愛しいくて切なくて
涙溢れだすほどに
勇気の誓いと共に咲け
四季を纏い

愛しいくて愛しいくて心から
言葉見つからぬほどに
あなたへの想いよ永遠に
四季は巡り巡る
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