おもいかえし、ふりかえり...わすれないとおもいねむる わたしのことをてまねいて、ひきずりこみまどわせるはる だまされてはきづかぬふりのぞんだのはふたりのふり のこったのは「つめたいはる」、「つめたいあい」、「つめたいあなた もういっかい まだだよ こんなのもあなたがだけあいしててやまぬから あんなにもつくしてた...それなのに いつだってみてたのはものゆわぬそのせなか ばかなやつ」とあざわらうそのきもちに きづいてないとてもおもっていたのかしら いくど、いくにち、いくねんのときがながれ じぶんにすなおになれたあの日のことを ほこらしくおもえてしまうくらいなのに...だけど なみだはすこしのあたたかくない こうかいなんてかけらほどもありえないのに かなしいなんてみじんもおもってないのに ものゆわぬあなたにはせるこのあふれるあいしさと なみだはすこしもあたたかくない さくらのぞくへやとおもいでにいまもしかむ