どこかに故郷の香りをのせて 入る列車の懐かしさ 上野はおいらの心の駅だ 挫けちゃならない人生が あの日ここから始まった カーチャン 今度の休みには 店の旦那さんも国に帰れって 言ってくださってるんだ 俺今度帰ったらカーチャンの肩を もういやだて言うまで叩いてやるさ 就職列車に揺られて着いた 遠いあの世を思い出す 上野はおいらの心の駅だ 配達帰りの自転車を 停めて聞いてる国訛り ホームの時計を見つめていたら 母親の笑顔になってきた 上野はおいらの心の駅だ お店の仕事は辛いけど 胸にゃデッカイ夢がある