夏がまだ町の中に居る 突然の雨にももう慣れてしまったようで サマア・バケーション 愛と眠りの中で二人は 同じ夢を見続けられるのかい いつかの田舎の駅舎は 季節の向こうに佇んでいるの 微かに聞こえる風鈴の音にまだ 夏を抱いていた あなたが消えてしまいそうな夢 今でも君はアメリカかぶれで 時代遅れの懐かしさが好き 夜が明ける前にいかなくてはいけない 僕を許してくれるだろう 雨上がりの夜明け 「二人だけは永遠」だと言った 君は白く消えて行く 嵐が過ぎた朝 静かな一夏