バランスなくした魚のように ぼくは螺旋を描く 水面に揺らめくきれいな月が 泳ぎ疲れた肌をそっと照らして こぼれてゆく吐息はガラス玉 たくさんの光集め舞い上がってく words into the silence 月はそっと波を揺らすけれど とめどなく流れ出した 記憶は胸をしめつけて あの優しさもあのときめきも持ってくよ 時に抱かれて into the silence もうぼくはこれ以上泳げないから 今また凍った雫の波紋が指先まで広がる あ、少しずつ途絶えてく 真っ白な時に魅せられて あの歌さえもう思い出せない あ、このままぼくは消えてしまいそう into the silence 水面に揺らめくきれいな月が 泳ぎ疲れた肌をそっと照らして