おだやかだったひびに おわりをつげたなみだ しょうじょのほほをかすめ ぶたいへとおちてゆく そう、そこはしろい てつごうしのなか かのじょはとりになり ひびわれたかがみのとりかごから ひびくしょうじょのこえは かれんなほど やさしいほど かなしいうたになる うわべだけうつしてた じぶんのかけらはがし とめたことばにとかし むねのなかえなげいれた そう、そこはしろい てつごうしのなか かのじょはとりになり ひびわれたかがみのとりかごから ひびくしょうじょのこえは かれんなほど やさしいほど かなしいうたになる とりかごのなかにつなぎとめたかのじょのあいに かぎをかけたままふれることもゆるされないまま きえるながれるこわれてゆくめぐるきせつのなかで あなたはまだなきつづけるおきざりのはな ひび)われたかがみのとりかごからひびく しょうじょのこえは かれんなほど やさしいほど かなしいうたになる