さあめをあけてぼくをみてよ ほらまだぬくもりさえぼくのてのひらにだかれているいまは もういたみもないなかで あなたはなにをいまもおもっているの このせなかをつつむよるとやみにえをえがくぼくは ときというなのものにあやつられて おおぞらにうかべたおもいでのなかでおどるふたりをみつめないていた さいごまでさよならさえいえずこのばしょでねむりにおちたあなたをだいていたくて ゆれながらあしをうかせ このいたみをますよるにおなじことばをくりかえし ゆれながらそらにあしをうかせて おおぞらにうかべたおもいでのなかでぼくをみつめたあなたはほほえんで さいごまでうでをのばしてうすれていくこえはいまをみつめることをいのって そっと おおぞらにうかべたおもいでのなかでおどるふたりはいまもほほえんで ながいよるのおわりをつげるこのうででねむりにおちたあなたをだいていたくて ゆれながらあしをうかせ ゆれながらそらにみをよせて