WAINのすきなそのむすめはいつでも いくつもいくつもMERODIIをつくって まどからとおくをみつめながら やさしくかなしいPIANOをひいてた わかれたひとのおもいでをうたにして なみだをながしてはくちずさんでいた はじめてふたりであるいたひに あのこはささやいためをとじたまま わたしはもうだれもすきに なることもないいまは ありがとうあなたはいいひと もっとはやくあえたら にげてゆくにげてゆくしあわせが ときのながれにのってあのこから しばらくのあいだこのまちから はなれてひとりたびにでてみるの あのあめのひかさのなかで おおきくぼくがついた ためいきはあのひとに きこえたかしら