かぜにゆらいでひらりまいちる きみのかたごしにあかひとは ただよりそえばわかりあえると かなしみはそらにきえるだけ つきあかりてらしてたとおくのふえのねをかぐらだいこ ありふれたしあわせはおもえばこんなにすてきでした いつかはなそうであえたよろこび あわいとおしさしらずにいた かぜにゆらいでひらりまいちる きみのかたごしにあかひとは ただよりそえばわかりあえると かなしみはそらにきえるだけ おだやかにせまりくるきせつはおぼろげさそいしほかげ つまづいてまよいながらすすんでいくのもわるくないよ いまをただよいねがいよとどけと たえたいのりをかさねるだけ わすれられないおもいでがある きみのかたごしさくらもみじ つよくはかなくせかいをうめてこのあいをとわにささぐ かぜにゆれてひらりまいちれ こよいやみよをあかくそめて ただよりそってだかれていたい かなしみがそらにきえるまで